アネモネからのお知らせ


無事、閉幕致しました。ご高覧いただき、有難うございました。


霧とリボン 直営SHOP 1周年記念

イースター企画展

《スクリプトリウム II〜音楽を記述する試み》


 

音楽の言葉(詩と楽譜)を

カリグラフィ、タイポグラフィ、

版画、刺繍で表現する美術展

 

2016.4.29(金・祝)〜5.8(日)

13:30〜19:30 *5月4日(水

★イースターのサロン・コンサート:5月4日(水

 

修道院の写字室を意味する「スクリプトリウム」。

長きに渡り、修道士たちの手により聖書の言葉は壮麗に写され、残されてきました。

本展は、デジタル書体デザインを現代の写字法ととらえ、聖書の言葉を写し、纏う試みを発表したHOLONタイポグラフィ作品展《スクリプトリウム(2013年・森岡書店)》の第二弾です。

 

写字という行為をより押し広げ、「音楽の言葉(詩と楽譜)」を「カリグラフィ」と「装飾を重視したオリジナル・アルファベット書体」によって記述した作品を中心に発表します。

 

題材は、バッハやビーバーの宗教曲にはじまり、祈りの音楽を奏でるピアニスト久保田恵子と、現代を活写する中に祈りが宿る唄うたいユニット“アネモネ”の詩と楽曲。

カリグラフィ、タイポグラフィ、版画、刺繍などで紡ぐ美術展をどうぞお楽しみ下さい。

 

また、会期中、ヴァイオリニスト藤井晴雄によるサロン・コンサートも開催します。

清々しいイースターの季節、音色に染まる写字室にて皆様のお越しをお待ちしております。

 

[参加作家]

アネモネ(詩・楽譜・音源)
久保田恵子(詩・楽譜・音源)
佐分利史子(カリグラフィ)
藤井晴雄(ヴァイオリン演奏)
HOLON(タイポグラフィ・版画)
霧とリボン(刺繍・アクセサリー) 

 

★イースターのサロン・コンサート★

ヴァイオリン:藤井晴雄

 

ヴァイオリンソロ演奏と

楽曲にまつわるお話を楽しむサロン・コンサート

終演後は喫茶と歓談のひとときをお過ごしください

 

[PROGRAM

カッチーニ(伝) ウラディミール・バビロフ「アヴェ・マリア」

ビーバー《ロザリオのソナタ集》より「パッサカリア」

バッハ「G線上のアリア」

バッハ《マタイ受難曲》より「憐れみ給え、わが神よ」

ヘンデル《セルセ》より「オンブラ・マイ・フ」

 

[日時]2016年5月4日(水・祝)

[昼の部]開場12:00 開演12:30

[夜の部]開場16:30 開演17:00

[会場]霧とリボン直営SHOP 2F

[定員]各回7名・先着予約制

[料金]3,800円(ハーブコーディアル、紅茶、洋菓子付)

 

[ご予約方法

★ご予約開始日:4月16日(土)10:00〜受付

以下の内容を明記頂き、霧とリボンまでメール願います。

お名前・ご住所・お電話番号・お申し込み人数・ご希望の回(昼の部/夜の部)

[お申し込み先(霧とリボン)]

info[at]kiri-to-ribbon.com

→[at]を@に変換してください

 

[フライヤー作品解説(本展示出品作)]

HOLON“Passacalia”2016

「音楽を身に纏う」をコンセプトに楽譜をジュエリーに見立てたシリーズの一点。ビーバー作曲《ロザリオのソナタ集》より「パッサカリア」の楽譜の一部を作品化したものです。

教会建築の薔薇窓から着想したオリジナル・アルファベット書体「薔薇窓」を使用。ロザリオ(ネックレス)のようにデザインした五線譜に、音符に対応させた「薔薇窓」のパーツが並んでいます。「Biber」「Passacalia」の文字も「薔薇窓」で組み、宝石の煌めきのように配置。目に見えない音楽を平面作品として記述することを試みました。

 

☆オリジナル・アルファベット書体《薔薇窓》